酪農学園発行の『酪農ジャーナル』、『デーリィマン』に書いた原稿をPDFにコピーをして、その記録をホームページに残します。
雑誌に寄稿を始めたのは、1994年から1997年までのニュージーランドでの4年間に学んだことを、日本に帰ってきてから『酪農ジャーナル』にまとめたことから始まります。
その後、2000年の6月に足寄町で新規就農をしてからも、放牧を少しでも広めたいと、書き継いできました。
これから、放牧酪農を目指している人、放牧酪農をすでにしている人に少しでも、お役に立てばと願います。
放牧を普及することによって、日本に酪農産業があるという価値を消費者・納税者に認めてもらう。そして日本の農村を支えてもらう。
放牧を普及することによって、地球の環境を維持・発展していくことが出来ます。
放牧を普及するために、これからも出来ることをしていきたいと思っています。
「循環進展無窮也」黒澤酉蔵さんの言葉です。1粒の籾が秋には1000粒になって実ります。人間も自然であるので、「循環進展無窮也」です。私たち農家は少しでも土地を豊かにして、次の世代に引き渡すために働きます。この素晴らしい人間がいる地球です。地球の未来は明るいです。